tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

2018 ソフトバンク 規定投球回数到達者ゼロの中で

先日の日記にて中日ドラゴンズは6イニング未満の試合が56試合ということを調べたのですが、昨年の日本一チームソフトバンクはさらに多く先発が6イニング未満の試合が62試合。しかし違うのは5イニング以上で先発投手に勝敗がつかなかったのが31試合、そして、最終的な勝敗は18勝12敗1分け。

ここから言えるであろうことは、リリーフ陣がストロングポイントであるといえること。DH制があることから早いイニング、イニング途中での交代も多くなりやすい環境。18シーズンのソフトバンク規定投球回数到達者ゼロと、先発ローテーションが組めない、絶対的エースの不在という環境だとしても現状のベンチにいる投手陣で十分にやりくりできるという総合的なレベルの高さが見えるのではないかと思います。

今季も故障者が相次いでいるようですが、総合的な選手層の厚さは十二球団髄一。

どのようにしてチームをやりくりしていくのか、工藤監督含めスタッフの手腕が今年も問われることになりそうです。