tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

昨日の試合(横浜ー中日)にて個人的な推しポイント

昨日の開幕戦、横浜ー中日。相変わらずの救援陣で無残な大敗をしましたが、一番は早めに笠原を降ろしたということにつきます。リリーフ勝負では今年も勝つのは厳しいと一ファンとして踏んでいただけになぜあの策をとったのかが疑問でなりません。

たらればを言ってしまってはきりがないので切り替えましょう。

 

さて、この試合において中日は0-0の状態の中でほとんどチャンスがありませんでしたが、こういった野球をしてほしいという局面がありましたので紹介します。

それは6回表。2アウトから大島が出塁。次のバッターはアルモンテ

ここでのバッテリーの配球。

どうしても大島をケアするため速球中心、+空振りを誘う低めのボール球が予想されます。そこをアルモンテは狙い撃ちするもよし、大島の盗塁待ちをするもよし。

実際、ストレートに絞りファウルを打っていますね。

そして4球目、低めのチェンジアップで盗塁成功。

カウントも2-2。そのあとは低めの空振りを誘う球、しっかり見逃して四球。

ランナーの大島がプレッシャーをかけて配球を引き出し、アルモンテもその配球を理解して選ぶことができた。これで2アウトながら1.2塁で一打先制のチャンスを広げた格好、結果無得点でしたがこういう野球こそが一番相手の嫌がる、かつ点の入る確率が高い野球なのではないかと思います。

こういう形でランナーが配球を引き出すことができるかが大事…ですがそれができるのは個人的には今の中日では大島・京田くらいしかいないのが。その京田もベンチですし…もう少し足を引き出す野球を見てみるのも興味があるところですが。