tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

千葉ロッテの現状。(特に有吉について

開幕ローテーションに入りながらも2試合続けてのKOで早くも二軍落ちが決定してしまった、千葉ロッテ・有吉投手。

ツーシームやストレートを武器にイニングを稼いでいくタイプの投手、なのですが…。

今シーズンは、ツーシームを生かした内外角の出し入れができないことに加え、4/7の試合においては右打者の内角をほぼ全く投げることができておりません。

加えてストレートがほとんどストライクゾーンに来ておらずツーシーム頼みの投球に。

ツーシームでカウントを整えることしかできず、内角を使えずストレートは荒れてしまうとなれば手の施しようがありません。

 

有吉に言えたことではありませんが、先発がある程度の打者を抑えてくれないことにはゲームを組み立てることができずブルペンを含め毎試合非常に厳しい投手陣のやりくりが続いている、ということが今のロッテの低迷につながっていると思われます。

二木のように最低限6イニングは投げてもらわない限りは、まだ厳しい戦いが続くのではないでしょうか…。