tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

開幕から5試合を終えて。

今日で開幕から5試合が経過。パ・リーグは3連戦の先発をまとめてみましたがどうにも要領を得ない感じになってしまった気がしますのでリーグ問わずこの5試合でまとめてみました。

ということで、この5試合、12球団で合計60人が先発のマウンドに立ったわけですが

 

平均の球数:94.3球(最多は開幕戦の大瀬良で124球、最少は4/2の日本ハム加藤で46球)

平均イニング数:5.2弱(最多は4/3の山本由伸で9回、最少は4/3のブランドンで2回)

QS達成者:27人(うちHQSは13人で7勝4敗2分)

リーグ別QS達成者数:

パ・リーグ10人(ソ3.日3.オ2.西1.楽1)

セ・リーグ17人(巨4.神3.ヤ3.デ3.広2.中1)

 

パ・リーグではロッテがいまだQS達成者ゼロ。先発陣の崩壊が顕著に出ています。同時にオリックスは今日の山本投手含め結果を残しているもののかみ合わないゲームが続いていますね。対して楽天は早めの継投で白星をとることができています。

 

一方セ・リーグ。巨人は5試合中4試合でQS。これだけ安定して長いイニングを先発が投げられるとブルペンに不安があってもゲームをものにできますね。

それ以外はどこもまだ大きな差は出ていませんが、中日は早めの継投が目立っています。唯一QS成功した試合は黒星ですし、昨年までと違いリリーフ陣を駆使して何とか2勝3敗という成績になっています。

 

あくまでまだたったの5試合なのでサンプルとしては不足しているところですが、ブルペン陣に不安のある西武などはもう少し先発が長いイニングを投げてほしいでしょうし、どの球団も信頼できるリリーフを早く確立して競った試合をものにできるようにすることが肝になると思いますね。