2018 中日ドラゴンズ 投手陣壊滅の要因を考える(続き)
昨年のドラゴンズはとにかくリリーフでひっくり返される試合を幾度も見てきました。
その中で今回調べたのは先発投手に白黒がつかなかった試合(逆転などで白黒が消えた試合も含む)の成績。
先発が5イニング以上投げたケース:38試合11勝25敗2分
先発が5イニング未満のケース:5試合5勝
先発が早々に降りて黒星が消えた試合においては再逆転を許さない不思議な安定感。
しかし、最も重要なところは先発が5イニング以上投げて白黒つかない試合が38試合あってリリーフで14も借金を抱えているところ。
ちなみに、上記のうち
QSを達成した試合:7勝13敗
ということなのですが、特にかわいそうなのは吉見。
このケースで6度星がついていません。
また笠原も同様。
4度、このケースにおいてすべて2点以内に抑えていながら星がつきませんでした。
残りはガルシア3度、小笠原、藤嶋が各2度、松坂、山井、柳が各1度となっています。
18シーズン、先発投手陣は総じてある程度ゲームを作ることができ、結果を残しているのですが、その中でリリーフ陣が崩れるケースが多く好投も台無しに。
ただ裏を返せばこのリリーフ陣がそれぞれの役割を全うできれば、19シーズンは中日が上位進出をうかがうことができるのではないでしょうか。