tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

中日ドラゴンズ 前半戦総括

7/10の広島戦に2-1で勝利し、借金6という状態でオールスターブレイクを迎えるドラゴンズ。これで4連勝フィニッシュ。

ということで、この前半戦を総括です。

開幕から5割近くをうろうろする中、ついに久しぶりの貯金も経験。その後平田選手の離脱やゴールデンウイークでの失速もあり借金を抱えましたが、勝野投手、清水投手に最後の石橋選手などの若い力、井領選手、遠藤選手、加藤選手、阿部選手と危ない立場と思われた選手たちもそれぞれ必死で結果を残してきたことが平田選手離脱の穴を最小限にしたり。開幕前あまり想像できなかった選手の活躍も大きかったと思います。

一方で元から懸念されていた投手陣。やはりリリーフでの負けが現在の借金に直結していると思います。田島選手、又吉選手と大きく乱れ、鈴木博選手も期待に100%答えられたとは言えない結果。それでも交流戦明けから勝ちパターン、救援陣が整備されてきて少しずつ先発投手も復帰。打線も高橋選手の活躍や平田選手・大島選手の安定感、ビシエド選手も結果を残していてなおかつチーム守備力はリーグ髄一。

 

この後半戦は若い選手中心により層に厚みを加えることと今日も抑えたR.マルティネス投手に代わるクローザー、勝ちパターンの確立。

藤嶋投手や笠原投手、鈴木博投手など、野手陣では藤井選手や堂上選手といった選手がそれぞれの持ち場で結果を残すこと。こうして若手・中堅・ベテランが融合し層の厚みと競争が進めばチームの底上げと同時に星を重ねていくことができるのでは。

現状Aクラスを狙える位置、この勢いでここ数年の鬼門である夏場を乗り越え久しぶりのCSを経験したいものですね。