tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

戦後最大の放火事件から考える、リスクマネジメントとその根っこ

昨日起こった京都でのアニメーション会社放火事件。

7/19の朝刊を見た地点で死者33人、という非常に痛ましいものであると同時に一アニメ好きとしても憤りを禁じ得ません。

 

しかしながら、起こってしまった出来事をいつまでも嘆くだけでは前には進むこともなく一番必要なことは諸々の事象においての要因を一つ一つ解明し、その上で対策を取ること。また、火種があった部分はことが大きくなる前に予防を図ること。これらについて考え実行していくことこそが重要なのではないでしょうか。

 

建物内の様子や構造、危機管理についての周知徹底があったかどうかはまだわかりかねますが、それでも個人的に疑問に思うことは、

・容疑者がガソリンを入手するできたこと。

これは現状、セルフ式でも従業員が入れることで入手が可能。実際ガソリンスタンドがないような場所を走行する場合には必要になるし全面的に禁止、とすることも難しい問題ですが。それでも購入の際に身分確認くらいは必須にするのが対策として妥当なのでは。

 

一歩間違えればとんでもない凶器に様変わりするものですし、身近にあるものに対しての危機意識をもある程度徹底していくことは非常に大事。

 

また、こういったことは下手すればどこの企業でも起こりうることで、被害を少しでも抑えるには避難経路の周知や一人一人の危機意識の徹底は必要不可欠かと。

同時に、それなりの火種・クレームを抱えているならばその火種が大きくならないようにしていくことなどのリスク回避は非常に重要。

 

 

一応これは野球に関するブログなので野球での視点も考えますが、大けがをしたという結果が起こるとする。

その怪我に至った原因はなんなのか、そしてその原因に関連する事象やそういった結果が起こる可能性がありえたか。その時に対策や予防案、危機意識の周知を行っていたか。選手・指導者・家庭や父兄の人たちで情報交換をこまめに行い違和感をより早く周知できる仕組みづくりをすることが必要では、という結論を導き以後対策を行っていく…など。

 

仕事でも学生スポーツでもなんでも危機意識を持つことと、情報交換を行い関係性を築いていくことは重要なのではないか、同時にこれこそがリスクマネジメントの根本であると考えされられました。