tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

開幕から一回りしての中日ドラゴンズ投手陣について。

昨日でセ・パ両リーグとも各チームとの試合が終了しました。

14~15試合を終え、スタートダッシュに成功したチーム・伸び悩んだチームと別れましたが、

セ・リーグでは広島が最下位、パ・リーグでは楽天の躍進が特に目立ったと思います。

また、自分の贔屓チームである中日も下馬評を上回るような成績でこの14試合を5割で乗り切ることができました。

 

そのなかで、中日が5割で乗り切れた要因について自分なりの感想を。

一番はリリーフ陣の奮闘。

昨年同様リリーフ陣での勝敗は1勝5敗と4つの負け越しを持っていますが、勝ちパターンといえるロドリゲスが0敗6H、鈴木博は0敗4S1Hと勝ちパターンの擁立ができたことが一番。加えて、田島・又吉・谷元も昨年の不振から一定の結果を残し、祖父江もそれなりの結果と。

打線が昨年同様好調なところもあり先発に限れば6勝2敗と、昨年と違い先発の白星を消すケースが減ったことが大きいのではないかと思っています。

先発を降ろすタイミングが早くリリーフにしわ寄せがいっている部分こそありますが、これから少しずつ先発が長いイニングを投げられれば、より投手陣全体の安定感が増すと思うのでGWの12連戦を終えたところでまたどのような順位になってくるのかが気になるところです。