tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

雑記 4/18 ヤクルトー阪神 選手休養の是非

ニュースやらで見たものではありますが、4/18のヤクルトー阪神戦において、4回終了時で大量のビハインドを背負っていたこともあり、ヤクルトが山田・青木・バレンティンの主力3選手を交代させたことが議論になっているようで個人的な意見を。

 

この試合、阪神側も福留が休養日でスタメンから外れています。

青木においても休養日を設けてスタメンから外す日もありますし、バレンティンも守備固めによって退くことも。

どのチームも、休養日などを設けて野手においても負担を極力抑え長いシーズンをベストに近い状態で戦ってもらい、結果を残すというのが一番の目的であり仕事です。

休むことも仕事ではありますが、問題であるのはそれがあまりにも「露骨」に行ったということ。ワンサイドになったから、移動日からの連戦で翌日からもまだゲームがある、という理由が多くありますが同時に多くの選手を替えたこと、相手側や観客、その他の方々に対しても所謂「捨て試合」とみられても仕方ない行為をしたことが一番の問題であると考えます。

 

こういう時、ブルペンを休ませるためにも元投手の雄平選手をマウンドに送り込むとかで野手を9人並べるというのもありだと思ったのですが…

とにかく取られた点数は減らないのだから野手を並べて少しでも打てる、点数のとれる確率をあげてワンサイドにしないこと、選手を替えるとしても局面を考えたうえで適度に休ませる、といった采配の仕方もあったのではないかと考えて結果を見ていました。

 

 

長いシーズン、高いレベルのパフォーマンスを出し続けるにはそれなりに休むこともまた仕事。ただ、同時にこのプロ野球においては「興行」であるということもまた考えなければいけない部分です。難しいですが現場のフロント、首脳陣もその「興行」と「勝つためのプロスポーツ」という二つのバランスを考えた起用法が必要でしょう。