tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

雑記 基礎練習の「基礎」教えられる?(キャッチボール編)

いろいろと調べたいことはあるものの結局調べられないうちに、いつの間にやら3日ほど更新が滞っておりました。

 

そんな中で今日は、自分自身が学生時代に野球をやっていた中で気になったところを書いてみたいと思います。

 

自分がやっていた時の少年野球の練習はまず

ランニング→準備体操→柔軟→ダッシュや切り替えし→キャッチボール

 

とここまでが基本的な一連の流れ。もちろんこれらは指導者によって、もしくはチームによってそれぞれ違ったものになると思いますが大まかにいえばこのようなものであろう、と解釈してください。

 

ダッシュまでの4工程は体を慣らし温めけがを防止する意味合いがあると考えます。

 

そしてキャッチボール。基本的には近距離で肩を温め徐々に距離を延ばす。そして遠投。そのあとは塁間やピッチを上げて。これらは基本的動作であるとともに実戦もイメージしてできる部分ですね。

地肩を強くすること、送球の正確さをあげること、取ってからの動作を早くすることなどそれぞれ気を付けること、課題をもって取り組むことが重要です…が、ここで疑問。

 

指導者ってどこまでキャッチボールを理解できているのだろうか。

どういう投げ方かや力加減と体のバランスと使い方。一人ひとり体つきも身体の硬軟も違う中で、どのようにして教えられるのだろうか。

最終的に投げる側が意図するところにボールを安定して放れれば問題はないのですが、一つ何かの歯車が狂ったときにどのようにして立て直していくのか。

 

キャッチボールはその先のピッチングや捕手、内外野手の送球などすべてのプレーにおける原点となるだけに、指導者も目を向けていくとともに知識を持ったうえで一人一人の動きを見ていくこと、そして違和感に気づき被害を最小限に抑えるよう努めることが非常に重要なのでは、と感じます。

 

こういった、野球における基本的なプレーを指導者が理論として頭に入れておくことなく、感覚だけでしか教えられないという流れが出来上がってしまっているところが、野球は敷居が高いと思われる一因なのではと思っていますがどうでしょうかね。