tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

アマチュア野球

左投げのセカンド・ショート・サードってそこまでしてやらせちゃいけないのだろうか?

左投げの捕手やショートがいてもいい! 元プロのコーチに聞いた少年野球に望むことhttps://t.co/iqF9ItFtKp— つのちゃん (@masa_1991) 2019年8月25日 こういった記事を見たうえで、自分自身が考えていたことも踏まえつつの感想になります。 僕はこの考え方に…

今も野球に残る「時代錯誤の根性論」の根っことは?

tsuno2no.hatenablog.com 先のブログにおいて、野球云々をおいたうえでの「根性論」を自分なりに推測してみましたが、そのうえで今もなお残り続けてしまっている「野球においての根性論」を考えていきたいと思います。 まず、高校野球の指導者についている人…

叱ることの意味、そして指導者の役割とは。

近頃話題になったプロ野球における公開説教とやら。 正直、怒る必要なくない?結果は自分の評価や年俸、クビや立ち位置に関わるだけなのだから。 監督や指導者はグラウンドに直接介入できるわけじゃないし、オーダー・ベンチ入りメンバーを送り出した地点で…

投手の球速アップと怪我は結びつくか

近年、アマチュア野球などにおいても投手の怪我や慢性的な痛みを持つ選手が多く感じるようになりました。自分が学生だった時にも肩を壊したり腰に故障を抱えていた選手がいましたが…リトル・シニアの段階の年齢でも故障のリスクは年々増加しているように感じ…

野球「で」勉強をしよう!

アマチュア野球含めて、野球だとかなにかしらができれば勉強はおろそかであってもよいという考え方もあるかと思われますが実際のところは 「勉強ができなければスポーツやそれぞれの分野においても結果が残せるわけがない」 といえるのではないでしょうか。 …

学生スポーツの意義とは。

今回は野球に限ったことではありませんが。 学生スポーツ全体においても基本的な戦いかたは「相手にやりたいことをさせない」ように教えることが多いと思います…が、個人的にはある程度の年齢までは、それ以上に「プレイヤーが最高のパフォーマンスをできる…

選手の未来を守るために。(球数制限について)

新潟県高野連による球数制限の導入をきっかけに、日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」の第一回が本日開かれました。実態を把握し予防策等の検証を行うことを目的とする会議。球数制限導入の可否や選手たちの現状を把握することで、高校…

雑記 基礎練習の「基礎」教えられる?(キャッチボール編)

いろいろと調べたいことはあるものの結局調べられないうちに、いつの間にやら3日ほど更新が滞っておりました。 そんな中で今日は、自分自身が学生時代に野球をやっていた中で気になったところを書いてみたいと思います。 自分がやっていた時の少年野球の練習…

雑記:「盗塁」とは。それとついでに。

昨日、とあるトークショーに参加した際に一瞬「甲斐キャノン」についての話が出たのですが、そこで捕球後の二塁送球の早さが長けているという結論になったのがいまいち納得いかず、帰路の中で盗塁阻止における要素について改めて考えてみました。 まず盗塁に…

自分的野球論 1.勝つ野球ってなに? 練習の意味とは。

前置きいたしますが、非常に長い文章になります。 今回は、人口とともに年々減っていく少年少女の野球人口、その中でいかにして野球は楽しいよ、魅力にあふれているよ!と伝えなければ、10年、20年先の野球があるかどうかすらわからない中、自分が思っている…

高校野球 サイン盗み疑惑と私見

先日のセンバツ高校野球、習志野ー星陵の試合にてサイン盗み疑惑でひと騒動あったわけですが。個人的にはサイン野球についても諸手を挙げて賛成、という考え方ではないだけになんとも。 監督の仕事としてはグラウンドに送り出したメンバーにすべて任せるとい…