tsuno流野球論

NPBのデータをもとにした、投手についての考察記事を主に書いていきます。

学生スポーツの意義とは。

今回は野球に限ったことではありませんが。
学生スポーツ全体においても基本的な戦いかたは「相手にやりたいことをさせない」ように教えることが多いと思います…が、個人的にはある程度の年齢までは、それ以上に「プレイヤーが最高のパフォーマンスをできるようにする」ことをメインにしたほうが可能性が広がると考えます。
プレーを縛らないことや、自分自身で目標を決めてパフォーマンスの質、精度をあげるのが優先で、それが実戦で出来るようになれば結果にも結びつく可能性が上がるだろうし。
戦略的なものも必要ですが、それ以前に技量と心身の能力がなければ出来ないのだから、まずは自分の能力を上げることを考えるほうが勝つために必要なことのなのでは。
「相手にやりたいことをさせない」というのが第一、という考え方もまた「勝利至上主義」が生んだ弊害でしょう。

指導者もまた、目先の勝利と選手の心身の成長を両立させるべく、選手と向き合いチームとしての考え方を共有することが大事なのではないでしょうか。